料理上手にこそおすすめしたい!プログレードの千切り器・スライサー

料理上手にこそおすすめしたい!プログレードの千切り器・スライサー

にんじんやキャベツの千切り、玉ねぎのスライスなど、包丁でやるとちょっと面倒な作業をサポートしてくれる千切り器・スライサー。包丁に不慣れな料理初心者向けのものという印象があるかもしれませんが、実は料理上手にこそおすすめしたい道具なのです。

下村工業の「プログレード」の千切り器・スライサーは、プロの仕上がりを求めるかた向けにつくったシリーズです。

1874年に創業した刃物メーカーである私たちだからこそお伝えしたい、千切り器・スライサーの魅力、正しい使い方、そして選び方についてご紹介します。

プロの仕上がりに、プログレードシリーズ

千切り器

  • 快速細千切り器
  • 快速千切り器
  • 快速太千切り器
  • 快速ミニ千切り器
  • 快速薬味千切り器

スライサー

  • スピードキャベツスライサー
  • 快速キャベツスライサー
  • スーパーフードスライサー
  • 厚み調整機能付スライサー
  • 薄切りできる
    厚み調整スライサー
  • 厚み調整ミニスライサー

プログレードは、プロの切れ味や機能にこだわったシリーズ。ひと手間加えて、より使いやすさを追求しています。例えば千切り器の場合は、刃が2方向についているので、押し引きの往復動作で素早く千切りできます。スライサーは厚みのある刃を贅沢に使用し、刃先を薄く研磨して角度をつけることで、より鋭い切れ味に。

これまでの千切り器やスライサーでは満足できなかった方にも使っていただきたい、ワンランク上の逸品です。

千切り器・スライサーの魅力

料理のクオリティが上がる

  • 包丁を使用した場合
  • 一般的な千切り器を使用した場合
  • プログレードを使用した場合
▲プログレードの千切り器は「クランク刃」を使用。断面がきれいな正方形になることが特徴で、断面が丸くなる一般的な千切り器と比べて、より整ったきれいな見た目に仕上がります。

キャロットラペ用のにんじんの千切りや、揚げ物には欠かせないふわふわキャベツの千切り、サラダ用の玉ねぎスライス。包丁で均一な細さや薄さに仕上げるのは至難の業です。とくにキャベツの千切りや大根のつまは、お店でも専用の道具が使われていることが多く、包丁で再現するのはとても難しいものです。

しかし千切り器やスライサーがあれば、簡単に均一な仕上がりで切ることができます。同じ細さや薄さで切れるということは、熱の通り方や味の染み具合にムラが出ないということ。だからこそ料理の見ばえはもちろん、美味しさにもこだわりたい方におすすめしたいのです。

時短につながる

千切り器やスライサーを取り出したり、洗ったりする手間を考えたら、包丁で済ませた方が早い……なんて思われている方もいるかもしれません。しかしプログレードは違います。野菜や切り方によっては、包丁の半分以下の時間で仕上がるから、明らかな時間の差を感じることができるはずです。

切る作業を時短できることで、例えば出汁をとったり、土鍋でご飯を炊いたり、美味しさのためのひと手間をかける時間が生まれます。

料理の幅が広がる

  • キャロットラペ
  • ナムル
  • 生春巻き
  • ポテトチップス

千切り器やスライサーがあれば、日常的につくれる料理のレパートリーが広がります。にんじんの千切りは、調理法や味付けによって、和風のきんぴらやにんじんしりしりにも、洋風のキャロットラペにも変身。にんじんやきゅうり、じゃがいもなどは、千切りして塩とごま油で調味しておけば、あと一品欲しいというときに助かるナムルに。

普段はなかなかつくらない料理も、千切り器やスライサーを使えば簡単に。例えば生春巻き。きゅうりやにんじんなどの野菜を千切りしてしまえば、あとはちぎったレタスやエビなどと一緒に皮で巻くだけ。ハッシュドポテトやガレットも千切り器があればあっという間にできあがります。じゃがいもをスライサーで極薄にスライスして揚げれば、熱々がうれしい自家製ポテトチップスに。

今まで少し面倒、時間がかかると思っていた料理も、千切り器やスライサーがあればハードルが下がるから、料理の幅が広がるのです。

千切り器・スライサーの正しい使い方

設置の仕方

大きめで安定感のあるボウルを用意します。ボウルの下には木のまな板や濡れ布巾などを敷くと、ボウルが動きづらくなるのでおすすめです。プログレードの千切り器やスライサーは、ボウルの縁に引っ掛けるための凹みがあるので(「ミニ千切り器」「薬味千切り器」は除く)、しっかりとフチに引っ掛けて使用します。

切り方のコツ

早く切るコツは、野菜が刃に当たる部分をなるべく少なくすること。刃があたる部分が広い方が早いと思われがちですが、抵抗が大きくなるので、あたる部品を少なくした方が最終的には早く仕上がるのです。また抵抗が減るので、軽い力で楽に動作することができます。

キャベツの飛び散りを抑える方法

スライス時に飛び散りが気になるキャベツ。飛び散りを防ぐコツは、一番外側のピラピラした皮を一枚めくってから千切りすること。しっかりと巻き付いた部分だけを使うことで、飛び散りを減らすことができます。

安全ホルダーの使い方

「ミニ千切り器」「薬味千切り器」以外の千切り器・スライサーには、専用の安全ホルダーが付属しています。手で持って切り進めることに不安を感じたら、ホルダーを野菜に刺して使用してください。鋭い刃から手を守ってくれます。
ちなみにホルダーの突起は刃に当たらない長さでつくられています。突起までカットされてしまう心配はありませんのでご安心ください。

切れ味を永持ちさせるコツ

まずはしっかり洗って汚れを落とすこと。スポンジが刃先に当たらないように向きを注意しながら洗います。刃に詰まった野菜は十分に注意を払いながら、手で取り除いてください。
また、水分をしっかり拭き取って保管することも大切です。プログレードの千切り器・スライサーはどれも持ち手に穴が空いているので、つるして保管するとすみずみまで乾きやすく、手にも取りやすいので便利です。

千切り器・スライサーの選び方

プログレードシリーズには、5つの千切り器と6つのスライサーがあります。どれを選べばいいか迷う方のために、それぞれの特徴をまとめました。

千切り器

  普通サイズ
(本体横幅85mm)
小さめサイズ
(本体横幅55mm)
商品名 快速細千切り器 快速千切り器 快速太千切り器 快速薬味千切り器 快速ミニ千切り器
千切りの太さ 1.3mm 2.0mm 5.0mm 1.3mm 2.0mm
用途 大根のつまや細めのキャロットラペなど、包丁では難しいほど細く切りたいときに。火を通さない料理向け。 大根サラダやキャロットラペなど。万能に使いやすい太さ。 きんぷら、しりしりなどの加熱料理に。 しょうがやレモンなどの薬味を少量千切りしたいときに。 大根やにんじんなどを少量千切りしたいときに。

千切り器は「スピード千切り器」を中心に、「スピード細千切り器」と「スピード太千切り器」がラインナップ。それぞれ千切りの太さが違うので、つくりたい料理にあわせてお選びください。好みによって違いはありますが、キャロットラペのような火を通さない料理には「スピード細千切り器」や「スピード千切り器」、きんぴらのような火を通す料理には「スピード太千切り器」がおすすめです。

小さめサイズの「ミニ千切り器」と「薬味千切り器」は、まな板や鍋の上で少量をさっと千切りするような用途に適しています。

スライサー

商品名 スピード
キャベツスライサー
快速
キャベツスライサー
スーパーフード
スライサー
厚み調整機能付
スライサー
薄切りできる
厚み調整スライサー
厚み調整
ミニスライサー
スライスの厚み 0.8mm 0.9mm 0.8mm~3.0mmの間で
自由に調節可能
薄: 1.0mm、
中: 1.5mm、
厚: 2.0mmの3段階
薄: 0.8mm、
中: 1.5mm、
厚: 2.0mmの3段階
薄: 1.5mm、
厚: 2.0mmの2段階
本体横幅 115mm 100mm 100mm 85mm 85mm 45mm
特徴 ふわふわなキャベツの千切りが可能な薄切りスライサー。キャベツ半玉が余裕をもって収まるサイズです。プロの包丁に使われる刃を使用し、とりわけ優れた切れ味。 切れ味とコストのバランスがとれたスライサー。キャベツ半玉に対応しつつコンパクトに仕上げ、収納性を高めました。 厚みを自在に調整できるので、用途に合わせて使える万能スライサー。幅広なので、小さめのキャベツ半玉が収まります。 3段階に厚みを調節できるので、用途に合わせて使える万能スライサー。四つ切であればキャベツのスライスも可能。 3段階に厚みを調節できるので、用途に合わせて使える万能スライサー。0.8mmの薄切りも可能です。四つ切であればキャベツのスライスも可能。 きゅうりなどの小さな野菜の千切りに適した、ミニサイズのスライサー。コンパクトながら2段階の厚み調整が可能。1.5mmはサラダに、2.0mmは炒め物におすすめです。
主な用途 キャベツ(半玉)
きゅうり
トマト
たまねぎ
キャベツ(半玉)
きゅうり
トマト
たまねぎ
きゅうり
トマト
たまねぎ
キャベツ(半玉)
きゅうり
トマト
たまねぎ
キャベツ(四つ切)
きゅうり
トマト
たまねぎ
キャベツ(四つ切)
きゅうり
ねぎ
スライスの厚みによる違い
  • 0.8mm
  • 1.0mm
  • 1.5mm
  • 2.0mm
  • 3.0mm

スライサーは3種類。3段階に厚みを調節できる万能な「厚み調整機能付スライサー」。厚みを自在に調整できるうえ、幅広でキャベツ半玉の千切りも可能な「スーパーフードスライサー」。キャベツ半玉に合わせた横幅で、キャベツの千切りに特化した「スピードキャベツスライサー」。

主な用途がキャベツの千切りか、トマトやきゅうりなど他の野菜のスライスかどうかが選ぶ際のポイントになります。

収納しやすいセットもおすすめ

千切り器もスライサーも欲しいけれど、どれを選べばいいかわからない……という方には、「野菜調理器セット」がおすすめ。「スピード千切り器」「スピード細千切り器」「スライサー(スライス厚さ:1.0mm)」に加え、「おろし器」がセットになっています。専用のケースにまとめて収納できるうえ、ケースのカバーは調理時の受け皿に。シリコンゴム付きの皿は滑りにくく安定するので便利です。