燕のものづくり商社

お客様の“あったらいいな”に全力で応える、
「ものづくりができる商社」
下村企販 株式会社ってどんな会社?

企画販売の会社なのに、製造工場?

下村企販の最大の特徴は、売りたい商品を自ら企画・製造できる「作れる商社」であること。いわゆる一般的な商社のように「モノを仕入れて売る仕事」だけではなく、商品の企画・開発にも関わります。
今回は「コーヒーフィルタースタンド」の開発秘話から初お披露目となった展示会での様子まで、商品が世の中に出るまでの流れをご紹介します。

東京ビッグサイトで行われた展示会で
初お披露目となった「コーヒースタンド」

MISSION
東京ビッグサイトで行われる展示会に出す
新商品の開発!

下村企販では年に数回展示会に出展し、新商品をバイヤーさんなどにPRします。展示会ごとにテーマを1つ決めてアイデアを募るのですが、今回のテーマは「カフェ」。シンプルなステンレスワイヤーを材料に、「見せる収納」でインテリアにもなるスタイリッシュな商品を目指します。

PROCESS 01

営業がアイデアを考案、設計部と協力して図面を作成

展示会のテーマ「カフェ」の空間に合う新商品の考案からスタート。設計部と協力をしてアイデアを具体的に図面に起こしていきます。その後、試作のために向かったのは本社から車で3分ほどの自社工場。そう、先にも述べたとおり、下村企販は企画販売の会社でありながら、金属加工ができる工場を自社で保有しているのが特徴。試作や製造がとてもスムーズにできます。

簡易的な図面を設計部と協力して作成します

ステンレスの形状や厚みは、手で感触を確かめながら決めていきます

PROCESS 02

営業と製造の「二人三脚」で試作品を製作

営業部より新商品製作の依頼がくると、次は製造部の出番。まずは、製造部内で製作方法や作業プロセスを話し合い試作品を作ります。ワイヤー製品と一言で言っても、「ワイヤーの太さ」や「曲げる角度」によって重さや強度も変わってきます。同じ会社で働く仲間だからこそ、忌憚なく意見を出し合いながら打ち合わせを進めることができるのも魅力です。

「常に商品のアイデアも考える工場でありたい」と語る製造部のメンバー

商品毎にプログラムを設定。微調整を重ねながら試作品を作ります

PROCESS 03

試作品が完成!展示会での見せ方も考えます

試作品が完成すると、さっそくチェックに取り掛かります。初回は太さ3.5ミリのワイヤーで作ったのですが、少し細かったのかグラつきがあるよう。度重なる検証を重ねながら、素材や形を調整していきます。安定感が出るようにワイヤーを太くしたり、脚にすべり止めのゴムをつけたり…。本社と工場を何度も行き来し、製造部との話し合いを重ねながら、納得のいくものを作り上げます。

営業、製造、それぞれの視点から意見を出し合います

完成後は、展示会でどのように見せるか演出を考えます

いよいよお披露目!来場者の反応は?

おしゃれなカフェを意識した展示会スペースも下村企販社員の演出。今回ご紹介した「コーヒーフィルタースタンド」のほか、ステンレスのコーヒーポットやメジャー、カップなど、見た目にも機能にもこだわったカフェグッズを新規開発し出品しました。展示会では、来場者の生の声を聞くことができるので、苦労して開発した甲斐があったなと実感できる瞬間です。

東京ビッグサイトで行われた展示会での様子

社員もカフェスタッフ風に変身!来場者へ商品をご紹介します

自分の考えた商品が形になり、世の中の誰かが喜んでくれたら…。そう考えるとワクワクしませんか? 下村企販は、製造のセクションを自社で持っている強みを生かし、軽快なフットワークでものづくりをしています。作るのは、暮らしに身近なキッチン用品や生活雑貨。暮らしを楽しむ道具を、考え、作り、販売する。その入り口から出口まで携われる仕事に魅力を感じる人は、ぜひ下村企販のことをもっと知ってほしいと思います。